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2024/04/05
- その他
クラウドサービスとは?種類や導入のメリット・デメリットを解説
クラウドサービスを活用している企業や個人が増えています。
しかし、まだ導入を検討している段階の企業も多いでしょう。
本記事では、クラウドサービスとは何か、概要やメリット・デメリットを解説します。
参考のひとつとして、ぜひ内容をご確認ください。
クラウドサービスとは?
クラウドサービスとは、インターネットを介したサービスのことです。
IT業界での「クラウド」とは、クラウドコンピューティングを意味します。
インターネットに接続できる端末さえあれば、必要なタイミングでサービスを利用することが可能です。
クラウドサービスの種類
代表的なクラウドサービスの種類は次の3つです。
- ・SaaS(サース)
- ・PaaS(パース)
- ・IaaS(イアース/アイアース)
3つの種類について、どのようなものか見ていきましょう。
SaaS(サース)
「Software as a Service」の略がSaaS(サース)で、パッケージ版として販売されていたソフトウェアをクラウド化したもののことです。
会員登録を行って、無料もしくはサブスクリプションでサービスを利用します。
PaaS(パース)
「Platform as a Service」の略がPaaS(パース)です。
PaaSとは、アプリ開発に必要なプラットフォームを提供するクラウドサービスのことをいいます。
IaaS(イアース/アイアース)
「Infrastructure as a Service」の略がIaaSで、イアースまたはアイアースと呼ばれます。
サーバやOSなど、ネットワークの稼働に必要なインフラをクラウド化しているのがIaaSです。
PaaSとは違い、IaaSでは基盤のみが与えられます。
クラウドサービスのメリット
クラウドサービスの特に大きなメリットは次の2つです。
- ・導入コストを抑えられる
- ・データを共有しやすい
2つの大きなメリットについて、それぞれ見ていきましょう。
導入コストを抑えられる
オンプレミス型よりも導入コストを抑えられるのが、クラウドサービスのメリットです。
クラウドサービスなら、専用サーバや周辺機器を購入する必要がありません。
サービスによっては従量課金制を選ぶこともできます。
また、運用保守も事業者が行うため、時間の節約にもつながるでしょう。
データを共有しやすい
クラウドサービスには、データを共有しやすいという大きなメリットもあります。
インターネット回線さえあれば、さまざまなデバイスからアクセスが可能です。
どこからでも利用できるため、BCP対策としても役立つでしょう。
クラウドサービスのデメリット
便利なクラウドサービスですが、デメリットもあります。
特に大きなデメリットとして考えられるのが、次の3つです。
- ・サービスによって仕様が限られる
- ・サービスが終了する可能性がある
- ・セキュリティ対策が必要である
デメリットについてもそれぞれ解説します。
サービスによって仕様が限られる
クラウドサービスは、オンプレミス型よりカスタマイズ性が低くなってしまうことがデメリットです。
特に低価格のサービスでは、個別の要件への対応が難しくなってしまいます。
自社にとって必要な機能が使えるサービスなのか、内容を確認したうえで導入しましょう。
サービスが終了する可能性がある
オンプレミス型とは違い、クラウドサービスには「サービス終了」といったリスクもあります。
終了してしまう場合、ほかのサービスへの移行を検討しなくてはなりません。
セキュリティ対策が必要である
クラウドサービスを活用する場合、自社の情報を事業者の設備で管理することになります。
そのため、どのようなセキュリティ対策が行われているかの確認が必要です。
適切なセキュリティ対策を行っている事業者を選びましょう。
クラウドサービス導入での課題
企業がクラウドサービスを活用するにあたっては、知識の習得が大きな課題です。
社員全員が、普段からインターネットやクラウドサービスを活用しているとは限りません。
「よくわからない」と、インターネットに苦手意識を持っている社員もいるでしょう。
基礎的な内容から効率よく指導するのであれば、研修を実施する方法があります。
自社での研修が難しい場合は、外部の研修も活用してみてください。
コスト削減ならクラウドサービスがおすすめ
なるべくコストを抑えたいと考えているのなら、クラウドサービスの活用はおすすめの方法です。
自社に合ったサービスをうまく活用して、コスト削減に役立てましょう。
クラウドサービスについての研修実施でお困りでしたら、弊社のDX研修をご活用ください。
『DX研修ver2』では、次のような研修を実施しています。
- ・クラウドサービス基礎
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