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2023/10/20

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人材育成方針とは?概要・重要性・決め方などについて解説

人材育成方針とは?概要・重要性・決め方などについて解説

人材育成を計画的に進めていくためには、方針を定めておく必要があります。

 

しかしどのように方針を決めるべきかで迷っている企業も多いでしょう。

 

本記事では、人材育成方針の概要や重要性、決め方などについて解説します。

 

自社で方針を策定するにあたっての参考として、ぜひご覧ください。

 

人材育成方針とは?

人材育成方針とは?

人材育成方針とは、自社が求める人物像を明確にし、その育て方を定義したものです。

 

明確な方針を定めずに人材育成を行っている企業もあります。

 

これから人材育成方針を定める予定となっている企業も多いでしょう。

 

方針を定めておくと、方針に合った効果的な人材育成を実施できます。

 

人材育成方針の重要性

人材育成方針の重要性

企業が成長していくうえで人材育成は欠かせないものです。

 

少子高齢化によって、企業では労働人材の確保や生産性の向上が大きな課題となっています。

 

その課題解決につながるのが人材育成ですが、漠然とした運用では成果が得られません。

 

そこで人材育成方針の策定が大切です。

 

自社で人材育成方針を定めていないのなら、ぜひ策定を検討してみてください。

 

人材育成方針の決め方

人材育成方針の決め方

実際に人材育成方針を決めるにあたっては、次のような手順で進めていきます。

 

  • ・状況の把握
  • ・経営戦略の再確認
  • ・目標の明確化
  • ・人材育成方針の決定

 

それぞれのステップについて解説しますので、ぜひご確認ください。

 

1.状況の把握

人材育成方針の策定にあたっては、まず状況の把握を行います。

 

  • ・社員のスキルや経験
  • ・不足しているスキル

 

スキルを可視化して、何が不足しているのかを把握すると、方針を考えるのに役立ちます。

 

2.経営戦略の再確認

状況の把握後は、経営戦略の再確認が必要です。

 

人材育成方針の策定では、経営戦略を踏まえておかなくてはなりません。

 

経営戦略に対する理解が不十分だと、人材育成方針にもズレが生じてしまいます。

 

企業に必要な社員像を明確にするためにも、必ず経営戦略の再確認を行いましょう。

 

3.目標の明確化

現状の把握・経営戦略の再確認を行ったら、人材育成の目標を明確化していきます。

 

どのようなスキルを持った人材が必要なのかによって、立てるべき目標は変わるものです。

 

目標を立てるにあたっては「実現が可能か」が大きなポイントとなります。

 

実現不可能な目標になってしまわないよう注意してください。

 

4.人材育成方針の決定

目標を明確化したら、達成するための人材育成方針を決定しましょう。

 

経営戦略と目標をもとにして、どのような人材育成に取り組むかを検討していく必要があります。

 

  • ・人材育成を行う期間
  • ・育成を行う人数
  • ・目標とするスキル など

 

社員から見てもわかりやすい人材育成方針となるよう、なるべく具体的な内容を盛り込んでください。

 

人材育成方針を決めるときの注意点

人材育成方針を決めるときの注意点

新たに人材育成方針を策定するときには注意点があります。

 

人材育成方針の策定では次の3つに注意しましょう。

 

  • ・社員の理解を得る
  • ・人事評価制度が適切か見直す
  • ・定期的に方針の見直しを行う

 

注意点についてもそれぞれ紹介します。

 

社員の理解を得る

人材育成方針を策定したら、社員からの理解を得なくてはなりません。

 

なぜなら、社員の理解や協力がない状態では人材育成も進まず、形骸化してしまいがちだからです。

 

人材育成方針を定めても社内に浸透しなかったという企業も多く見られます。

 

社員に人材育成方針を周知するのに使えるのは、次のようなツールです。

 

  • ・社内SNS
  • ・社内報

 

さまざまな手段で定期的に周知を行い、人材育成方針を社内に浸透させていきましょう。

 

人事評価制度が適切か見直す

人材育成方針を策定したら、人事評価制度が適切かを見直してみる必要もあります。

 

なぜなら適切な人事評価制度があると、社員の理解も得やすくなり、モチベーションアップにもつながるためです。

 

また、人事評価制度に、人材育成関連の項目を作るという方法もあります。

 

社員が自主的に成長をめざせるような評価制度を考えていきましょう。

 

 

定期的に方針の見直しを行う

人材育成方針は「決定したらそこで終わり」という性質のものではありません。

 

業務を進めるうえで必要な知識やスキルは、時代の変化に合わせてどんどん変わっていきます。

 

古い知識やスキルだけでは、そのうち通用しなくなってしまうでしょう。

 

時代に合った人材育成方針となるよう、定期的に見直しを行ってください。

 

人材育成には外部の研修も活用

人材育成には外部の研修も活用

人材育成方針を定めたら、ぜひ積極的に取り組みを進めていきましょう。

 

企業が大きく成長していくうえで欠かせない要素のひとつとなるのが、人材育成方針です。

 

形骸化することがないように、策定後は全体への周知を行って、社内に浸透させていく必要があります。

 

また、社員が積極的に成長をめざせるよう、人事評価制度を見直してみるのも大切です。

 

スムーズな人材育成を行うなら、外部による研修も検討してみましょう。

 

弊社では、役職・スキルなどに合わせた各種研修を用意しており、人材育成にお役立ていただけます。

 

社員の人材育成でしたら、ぜひ弊社までご相談ください。

 

 

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