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2023/12/08

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人材育成でよくある5つの課題と解決のための対策について紹介

人材育成でよくある5つの課題と解決のための対策について紹介

人材育成での課題は、企業によってそれぞれ違いがあります。

 

自社に合った対策を取り、効果的よく効果的な人材育成を行いましょう。

 

本記事では人材育成での課題と対策について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

人材育成での5つの課題

人材育成での5つの課題

厚生労働省によるデータ「平成30年版 労働経済の分析」で上位に入っている、人材育成の課題は次の5つです。

 

  • ・人材育成に充てる時間を確保できない
  • ・育成能力や指導意識が不足している
  • ・他の人が業務を代替できる体制が構築できていない
  • ・人材育成を受ける従業員側の意欲が低い
  • ・社内で人材育成を積極的に行う雰囲気がない

 

(参考:平成30年版 労働経済の分析 -働き方の多様化に応じた人材育成の在り方について

 

実際に、上記の課題に頭を悩ませている企業も多いのではないでしょうか。

 

課題の上位5つについて具体的な内容を紹介します。

 

1.人材育成に充てる時間を確保できない

 

人材育成での特に大きな課題は、忙しくて人材育成の時間が確保できないというものです。

 

普段の業務と並行して人材育成を進めるのでは、どうしても時間の確保が難しくなります。

 

その結果、人材育成の優先順位が低くなってしまっている企業も多いでしょう。

 

育成側に過度の負担がかからないよう、会社側がサポートする必要があります。

 

2.育成能力や指導意識が不足している

 

育成能力や指導意識の不足も、人材育成で対処しなければならない課題のひとつです。

 

人材育成にあたっては、育成を行う側の社員が十分な能力を有していなければなりません。

 

しかし育成能力不足だけでなく、指導意識が低く、自分の業務ではないと考えるケースも見られます。

 

育成能力や指導意識などの不足が見られる場合は改善が必要です。

 

3.他の人が業務を代替できる体制が構築できていない

 

人材育成においては、体制による課題も考えられます。

 

十分な体制が整っていないと、研修で不在者が出るのは厳しいでしょう。

 

人手が足りない企業に多く見られる課題です。

 

代替できる体制が構築されていないと、忙しいなかで研修を受ける社員の精神的な負担にもなりかねません。

 

人手不足の場合は、現場に負担がかからないような人材育成計画が必要になります。

 

4.社員の意欲が低い

 

社員の意欲も人材育成での課題です。

 

会社側が積極的に育成を考えたとしても、育成対象となる社員に意欲がないと結果にはつながりません。

 

意欲を高めるには、「なぜ人材育成を行っているのか」を明確にすることが大切です。

 

また、育成によって得られるものも明確にする必要があります。

 

強制するのではなく、目的を共有して、社員が自主的に取り組めるよう促しましょう。

 

5.社内に土壌がない

 

人材育成には、社内に土壌がないといった課題もあります。

 

  • ・意欲的に取り組んでも評価には反映されない
  • ・業務と直接関係のない研修が多い

 

上記のような状態では、社員のモチベーションが上がらないため、成長にもつながらないおそれがあります。

 

人材育成がスムーズに進むような土壌づくりも考えてみましょう。

 

人材育成での課題を解決するための対策

人材育成での課題を解決するための対策

人材育成での課題を解決するにはどのような方法があるか見ていきましょう。

 

課題解決のために取り入れたい対策は次の3つです。

 

  • ・目的を明確にして共有する
  • ・社内環境を整える
  • ・外部による研修を活用する

 

内容をひとつずつ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

目的を明確にして共有する

 

人材育成にあたっては、まず何のために行うのか、目的を明確にしておく必要があります。

 

目的が曖昧な状態では、人材育成がスムーズに進まなくなってしまうためです。

 

指導を受ける社員が自主的に取り組むためには、明確な目標が求められます。

 

どのような人材をいつまでに育成するのか決めたら、内容を関係者に共有しましょう。

 

社内環境を整える

 

課題の解決には、社内環境を整えることも大切です。

 

忙しく人材育成が難しいといった状況をそのままにしておくと、悪循環になってしまうおそれがあります。

 

状況を変えていくためにも、十分な時間や人員を確保できるように社内環境を整えていきましょう。

 

外部による研修を活用する

 

忙しくて手が回らない・育成能力が不足している、といった場合は、外部による研修を活用する方法もあります。

 

外部の研修を活用すると、育成側にかかる負担の大幅な削減が可能です。

 

研修を受ける社員にとっては、プロの指導で効率良く学べるというメリットがあります。

 

社内での研修にこだわらず、外部の活用も検討してみましょう。

 

人材育成の課題は自社に合った方法で解決

人材育成の課題は自社に合った方法で解決

人材育成が思うように進まないようでしたら、自社の課題に合った解決方法を考えてみましょう。

 

外部による研修の活用で解決できる課題もあります。

 

まずは、自社で抱える課題が何であるかを分析してみてください。

 

弊社では、役職やスキルなどに合わせたさまざまな研修を取り扱っております。

 

人材育成での課題解決をお考えでしたら、ぜひ弊社の研修をお役立てください。

 

 

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