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2023/08/18
- その他
社内研修資料の作り方3ステップ|見やすくするためのデザインのポイントも
社内研修を実施する際には、ほとんどの企業が研修資料を作成しているでしょう。
しかし、文字の羅列だけで見にくくわかりにくいようなものだと、しっかり読まれない可能性もありますし読んだとしても頭に入ってきません。
そこで今回は、社内研修の資料の作り方について解説します。
わかりやすい資料を作成して、社内研修の効果を高めましょう。
社内研修資料作成のステップ
社内研修資料の作成は、以下の3つのステップでおこないます。
- 1.目的・テーマ設定
- 2.全体の構成作成・中身の作成
- 3.文章・画像等のチェック
順番がバラバラになってしまうとまとまりのない資料になってしまうので、上記の順番を意識してください。
以下で、それぞれのステップをどのように実施するのか解説します。
目的・テーマ設定
まずは、研修の目的とテーマを設定しましょう。
研修後にどのようなスキル・知識を得て、どのような行動をとってほしいのかを考えながら資料を作成することで、資料の流れが組み立てやすくなります。
また、「新入社員に向けて」や「中堅社員に向けて」など、テーマも考えておきましょう。
テーマを先に考えておくと、どの程度専門用語を使うべきなのか、どの程度噛み砕いておくべきなのかを整理できます。
全体の構成作成・中身の作成
目的やテーマが定まったら、全体の構成を箇条書きなどでメモしていきます。
いきなりスライドを作ってしまうと情報の抜け漏れが発生する可能性があるので、必ずメモが先にしてください。
メモは、取り上げるトピックやキーワードを箇条書きにしうて、項目を精査しながら順番を整理していくだけです。
全体の構成ができあがったら、一つひとつの内容を充実させていきます。
文章・画像等のチェック
一度研修資料ができあがったら、最後に文章や画像のチェックをおこないます。
誤字脱字はもちろん、内容の抜け漏れ、画像の位置などを細かくチェックしてください。
一人でチェックを行っていると抜け漏れが多くなるので、第三者に確認してもらいましょう。
社内研修資料を見やすくするデザインのコツ
研修資料は、見やすくわかりやすいものでなければいけません。
そのため、内容だけではなくデザイン面も考慮しましょう。
以下では、資料を見やすくするためのデザインのポイントを3つ解説します。
フォントの統一
資料に使うフォントは、一つの種類で統一しましょう。
フォントがバラバラだと文字を読むのに気が散って頭に入ってきません。
また、デバイスによって搭載されていないフォントや太字の協調部分がわかりづらいようなフォントも使わないようにしましょう。
色は3色まで
スライドの文字の色は、3色までにしてください。
色を多用すると乱雑な印象になり、情報の重要度も伝わりにくいです。
赤文字は重要部分、青文字は注意部分など、ルールを決めて3色に絞ると良いでしょう。
また、文字だけではなく背景のカラーなども3色内で統一してください。
文字位置・画像位置をわかりやすく
文字の位置や画像の位置にも注意しましょう。
文字位置や画像位置がバラバラに配置していると読みにくくなってしまいます。
画像も文字もできるだけ同じサイズで同じバランスに配置するようにしてください。
また、画像に関連する情報はできるだけ画像から離れない位置に設定します。
画像から離れていると、対応関係がわかりにくくなってしまうためです。
社内研修資料は見た目とわかりやすさが重要
社内研修の資料は、資料だけですべてを伝える目的ではありません。
口頭説明のわかりづらい部分を補う目的です。
そのため、文字を詰め込んだり補足情報を詰め込んだりしないようにしましょう。
しかし、デザインや資料の構成などをしっかり作りこもうとすると当然時間がかかるので、プロへの依頼も検討してみてください。