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2023/12/15

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社員育成の方法とは?効果的な社員育成の手順についても紹介

社員育成の方法とは?効果的な社員育成の手順についても紹介

業績を向上させるためには、社員育成が必要不可欠です。

 

しかし思うように社員育成が進まず、どうするべきか悩んでいる経営者・担当者も多いのではないでしょうか。

 

本記事では企業の成長に役立つ社員育成の方法について紹介します。

 

効率よく社員育成を進めるための参考として、ぜひ内容をご確認ください。

 

社員育成の方法

社員育成の方法

社員が持つ知識や技術は、企業の業績に直接影響をおよぼします。

 

少子高齢化にともない、企業の人材不足は今後ますます深刻なものになるでしょう。

 

人材不足のなかでも業績を上げ続けるためには、継続した社員育成が非常に重要です。

 

社員の育成に使える方法には、次のようなものがあります。

 

  • ・OJT
  • ・Off-JT
  • ・SD
  • ・eラーニング

 

4つの方法について、それぞれの概要を紹介します。

 

OJT

 

OJT(Off the Job Training)は、現場で行う教育や指導を意味します。

 

OJTは、実務を通じて知識やスキルを身につけていく方法です。

 

上司や先輩などが実際の業務のなかで指導を行うため、OJTは対応力や応用力を身につけられます。

 

また、上司や先輩との信頼関係構築に役立てられることも、OJTによる大きなメリットです。

 

Off-JT

 

Off-JT(Off the Job Training)は、業務外で行う研修を意味する言葉です。

 

具体的には以下がOff-JTに該当します。

 

  • ・セミナー
  • ・集合研修

 

Off-JTでは、標準的な知識やスキルを習得できます。

 

外部の専門家からノウハウを学ぶことも可能です。

 

一度に大勢が教育を受けられるため、Off-JTは効率的に社員育成を進められます。

 

SD

 

SD(Self Development)とは、自己啓発を意味する言葉です。

 

社員が自らの意思で能力の開発やスキル取得を図ります。

 

SDの方法は次のようなものです。

 

  • ・書籍を使って勉強する
  • ・セミナーを受講する

 

SDの場合、個別教育となるため、社員が主体的に取り組めます。

 

ただしSDは本人の意欲がないと続けづらいでしょう。

 

eラーニング

 

インターネットを利用して学習を行う方法が、eラーニングです。

 

eラーニングは、空いた時間を有効に活用できます。

 

また、受講管理の機能もあるため、企業側では進捗状況の確認が可能です。

 

受講後のテストなどによって、学習の理解度を確認することもできます。

 

効果的な社員育成の手順

効果的な社員育成の手順

効果的な社員育成の手順についても見ていきましょう。

 

大きくわけると、手順は次の3つです。

 

  1. 1.現状の確認を行う
  2. 2.人材育成ロードマップを作る
  3. 3.必要な社員育成の方法を検討する

 

3つのステップについて、それぞれチェックしてみましょう。

 

1.現状の確認を行う

 

社員育成にあたっては、現状の確認が必要不可欠です。

 

どのような知識やスキルを持つ社員を育成していく必要があるのかを把握しなくてはなりません。

 

現状の確認にあたっては、経営層だけでなく、現場の意見も必要です。

 

実務でも役立つような知識やスキルが何なのか、洗い出しを行いましょう。

 

2.人材育成ロードマップを作る

 

現状を確認したら、人材育成ロードマップを作成します。

 

社員を『理想の人物像』にするための計画を示したものが、人材育成ロードマップです。

 

人材育成ロードマップは、人材育成計画の共有や、企業理念に合った人材の育成に役立ちます。

 

作成方法については以下の記事で紹介していますので、ぜひ併せてご確認ください。

 

人材育成ロードマップとは何か|作成する目的と作り方の手順

 

3.必要な社員育成の方法を検討する

 

人材育成ロードマップを作成し、何を目標とするか明確になったら、どのような方法で社員育成を行うかを検討します。

 

方法を選ぶにあたっては、費用対効果を考えなくてはなりません。

 

社員育成のなかで、もっともコストを抑えられる方法は現場でのOJTです。

 

しかしOJTを社員育成の中心にしてしまうと、教育を行う側の社員に大きな負担がかかってしまうことが懸念されます。

 

業務多忙の場合、支障が出てしまう可能性もあるでしょう。

 

SDも費用を抑えられる社員育成の方法ですが、主体的な学習を継続できる社員ばかりではありません。

 

OJT・Off-JT・SD・eラーニングをうまく組み合わせて、コストを抑えつつ効率よく社員育成を進めていきましょう。

 

社員育成は効果的な方法が何かの見極めが大切

社員育成は効果的な方法が何かの見極めが大切

業績にも直結してくるため、企業にとって社員育成は非常に重要です。

 

社員育成の方法にはさまざまなものがあります。

 

実施にあたっては、効果的な方法が何であるかの見極めが大切です。

 

漠然と社員育成を行っても、期待する結果にはつながりにくくなってしまいます。

 

自社が持つ課題を明確にしたうえで、適切な方法を選んで社員育成を進めていきましょう。

 

弊社では、専門分野別研修や階層別研修などを始め、社員育成に役立つさまざまな研修をご用意しております。

 

外部による研修の活用をお考えでしたら、ぜひ弊社までお問い合わせください。

 

 

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