BLOG ブログ

人材育成を進めるにあたっては、何のために実施するのか、目的を理解しておく必要があります。

 

目的が曖昧なまま人材育成を進めないよう、気をつけましょう。

 

本記事では、人材育成の目的について紹介します。

 

また、人材育成で企業が抱える課題や、効果的な人材育成の方法も紹介しますので、ぜひ参考としてご確認ください。

 

 

人材育成の目的

企業が人材育成を行うのは、次のような目的からです。

 

• ・組織戦略を達成して事業を存続させる
• ・従業員の離職を防ぐ
• ・生産性を向上する

 

おもな目的について、内容をそれぞれチェックしてみましょう。

 

 

組織戦略を達成して事業を存続させる

 

企業が人材育成を行わなくてはならないのは、組織戦略を達成し、事業を存続させていくためです。

 

技術の進歩や少子高齢化にともなう人手不足などで、企業は組織戦略の見直しを求められています。

 

また、事業を存続させていくためには、優秀な人材を確保しなくてはなりません。

 

組織戦略を達成し、事業を存続させるためには、従業員の育成が必要不可欠です。

 

 

従業員の離職を防ぐ

 

従業員の離職防止も、人材育成を行う目的のひとつです。

 

終身雇用が一般的だった時代は終わり、現代は雇用が流動化しています。

 

ひとつの企業にとどまらず、より良い環境を求めて転職する若年層も多くなりました。

 

しかし、適切な人材育成によって従業員のモチベーションを上げられると、離職防止に役立つでしょう。

 

 

生産性を向上する

 

生産性の向上も、人材育成を行う大切な目的として挙げられます。

 

少子高齢化によって、どの業界も人手不足が深刻な状況です。

 

そんななかで企業が発展し続けていくためには、一人ひとりが生産性を向上させる必要があります。

 

DX化も生産性向上に使える効果的な方法ですが、すべての業務に適用できるわけではありません。

 

また、費用対効果の面から、大規模なDX化が難しい企業もあります。

 

従業員の生産性が向上すると、少ない人数でも大きな成果を出せる可能性があるでしょう。

 

 

企業が抱える人材育成での課題

企業にとって重要な人材育成には、さまざまな課題があります。

 

代表的な課題として挙げられるものが次の3つです。

 

• ・日々の業務が忙しい
• ・従業員の意欲が低い
• ・指導力が不足している

 

3つの課題について、解決策とあわせて紹介します。

 

 

日々の業務が忙しい

 

人材育成においては、日々の業務の忙しさも大きな課題のひとつです。

 

業務が忙しい企業においては、次のような状況が考えられます。

 

• ・教育や研修に参加すると業務に大幅な遅れが生じてしまう
• ・業務が属人化していて代行できる人がいない
• ・指導者側が忙しくて教育を実施する準備すら進められない

 

業務が忙しくて人材育成が滞ってしまうと、従業員の成長は難しいでしょう。

 

人材育成が進まず、生産性が向上しないのでは、いつまで経っても状況が変わらず厳しいままです。

 

業務の忙しさが人材育成での課題となっている場合は、まず従業員の負荷を軽減する方法を検討してみましょう。

 

 

従業員の意欲が低い

 

従業員の意識の低さも、人材育成での大きな課題だといえます。

 

教育や研修を受ける時間的な余裕があっても意欲はない、という従業員も多いものです。

 

育成対象となる従業員に意欲がなければ、どれだけ有意義な教育であっても身につけるのは難しいでしょう。

 

意識の低さを改善するためには、目的の共有や、モチベーションが上がるような取り組みが必要です。

 

実務に活かせて従業員のモチベーションが上がるような育成方法を考える必要があります。

 

 

指導力が不足している

 

企業によっては、指導力不足によって人材育成が滞る場合もあります。

 

指導力不足の場合、指導を受ける側に意欲があっても、結果にはつなげにくいでしょう。

 

また、指導を受ける従業員のモチベーションが下がってしまうおそれもあります。

 

指導力不足の課題を解決するためには、指導者側に対する研修やサポートが必要です。

 

 

人材育成で指導力不足による課題を解決する方法

 

• ・指導を実施するための準備にまで手が回らない
• ・指導力不足によって適切な人材育成を進めるのが難しい

 

自社で上記のような課題を抱えているのでしたら、外部による研修を活用して人材育成を進めていくのも方法のひとつです。

 

外部による研修を活用する場合、資料を用意する手間や時間がかかりません。

 

また、指導力不足の問題も解決することができます。

 

生産性向上や離職率の低下を考えるのでしたら、人材育成は必要不可欠です。

 

効果的な研修を取り入れることによって、効率よく人材育成を進めていきましょう。

 

 

弊社では、DX研修や階層別研修など、人材育成での課題解決につながるさまざまな研修の実施が可能です。

 

専門分野別研修では、コーチング研修・電話応対研修・コミュニケーション研修など、多彩な研修メニューを取り揃えております。

 

スムーズかつ効果的に人材育成を進めていくためにも、ぜひ弊社による研修の活用をご検討ください。

 

 

詳細はこちら