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2024/02/16

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スタバから学ぶ社員教育|自発性のある人材を育成する方法

スタバから学ぶ社員教育|自発性のある人材を育成する方法

国内に1,901もの店舗を持つ企業が、スターバックスコーヒージャパン(以下スタバ)です。

 

スタバは、どこの店舗でもホスピタリティの高い接客を行っています。

 

そのスタバは、独自の社員教育によって、自発性のある人材を育成していることが大きな特徴です。

 

本記事ではスタバの社員教育について紹介しますので、参考としてぜひご覧ください。

 

 

スタバの人材育成方法

スタバの人材育成方法

ホスピタリティの高い接客を行うために、スタバは特徴的な人材育成を行っています。

 

  • ・マニュアル
  • ・アルバイトの教育プログラム
  • ・キャリアロードマップ
  • ・研修制度

 

4つのポイントから、スタバの人材育成について見ていきましょう。

 

 

スタバの接客マニュアル

 

スタバでは、現場で働く店長が人材育成を任されています。

 

その理由は「人材育成の権限は現場にある」という意識があるためです。

 

現場での教育は、店長の言葉によって行われています。

 

チェーン展開している店舗の多くで使われているのがマニュアルです。

 

スターバックスにも次のようなマニュアルが存在します。

 

  • ・オペレーションマニュアル
  • ・店舗管理マニュアル

 

ただし、スタバでは接客サービスに関するマニュアルを用意していません。

 

接客サービスのマニュアルがない理由は、スタッフの自主性を引き出すためです。

 

つまり、ホスピタリティの高い接客は、店長の指導のもと、スタッフが自らの考えで行われていると考えられます。

 

 

スタバの教育プログラム

 

「アルバイトに対しての研修は数時間程度」という企業も多いでしょう。

 

接客マニュアルが存在しないスタバですが、アルバイトに対しては80時間もの研修を実施しています。

 

研修期間は約2か月で、内容は実技と座学の2種類です。

 

この研修期間も、交通費や時給が発生します。

 

研修で優先度の高い目的は、企業が抱えるミッションの共有です。

 

ドリンクの作成方法についても学びますが、それ以上に、ミッションの共有に重きが置かれています。

 

ミッションの共有が、ホスピタリティの高い接客へとつながっているのです。

 

 

スタバのキャリアロードマップ

 

スタバの公式サイトでは、社員が歩むキャリアロードマップが紹介されています。

 

“新卒社員は入社するとまず営業本部に配属となり、店舗のアシスタントストアマネージャーからキャリアをスタートします。
パートナー・お客様とのつながりを生み出す場所であり、私たちがOur Mission and Valuesを体現する場所である店舗で、私たちのビジネスの本質を理解し、その経験をもとにさまざまなキャリアを選択します。”
(引用:スターバックスで広がる可能性|スターバックス コーヒー ジャパン

 

スタバのキャリアは、アシスタントマネージャーから始まります。

 

その後、ストアマネージャーになったあとは、キャリアが分岐するのが特徴です。

 

  • ・ディストリクトマネージャー(チームのリーダーを育成する)
  • ・スペシャリスト(専門性を発揮して目標達成に貢献する)

 

さらに、そこからまたキャリアが分岐していきます。

 

新入社員にとって、キャリアが明示されていると努力する方向性を決めやすいでしょう。

 

モチベーションを高めるためにも効果的だと考えられます。

 

 

スタバの研修制度

 

スタバでは、新入社員として入社したあとは、研修によるバックアップがあります。

 

  • ・新卒入社時研修(5日程度)
  • ・新卒フォローアップ研修(入社半年後・入社1年後)

 

そのほかに、対話をベースとした人材開発のアプローチや、トレーナーの育成プログラムなども用意されています。

 

また、自己啓発のための通信教育プログラムを用意していることも、スタバの大きな特徴です。

 

 

スタバに学ぶ社員教育

スタバでは、接客マニュアルを用意せず、アルバイトに80時間もの研修を行っています。

 

時間がかかるため、けっして効率的な方法だとはいえません。

 

しかし、長時間の研修を実施することによって、スタバでは社員の自発性を引き出しています。

 

その自発性を養うのに大きく役立っていると考えられるのが、「ミッションの共有」です。

 

正社員の場合は、どのようなキャリアが歩めるのか明示されていることもスタバの特徴となっています。

 

 

社員教育や人材育成を行っても、なかなか社員の自発性を養えず、悩んでいる企業担当者も多いのではないでしょうか。

 

そんなときは、スタバの社員教育方法が参考になるかもしれません。

 

「研修や教育を行っても思うような成果が出ない」

 

そう感じるときは、自社のミッションや歩めるキャリアが明確に共有されているか、見直しを行ってみましょう。

 

 

社員教育では研修の見直しも検討

社員教育では研修の見直しも検討

社員教育で悩むときは、研修の見直しも検討してみましょう。

 

自社で研修をしていて成果が見られないようなら、外部による研修を活用してみる方法もおすすめです。

 

 

弊社では、新入社員研修・階層別研修など、さまざまな研修をご用意しております。

 

外部による研修をお考えでしたら、ぜひ弊社までご相談ください。

 

 

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