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2024/03/29
- その他
チームビルディングとは?意味・プロセス・ポイントを紹介
組織の成果を最大するための手法として、チームビルディングが注目を集めています。
チームビルディングとは、研修やワークショップ、ゲームなどを通じて、チーム内の関係性を深めていく方法です。
そこで本記事では、チームビルディングの意味やプロセスなどについて紹介します。
成功のポイントも紹介しますので、ぜひ参考のひとつとして記事の内容をご確認ください。
チームビルディングとは?
チームビルディングとは「メンバーそれぞれの能力や経験を最大限に生かして目標を達成できるチーム」を作る取り組みのことです。
チームビルディングを取り入れるのであれば、メンバーそれぞれが持つスキル・能力・経験を生かしていかなくてはなりません。
一般企業だけでなく、看護やスポーツなどでもチームビルディングが取り入れられています。
チームビルディングの目的
チームビルディングを行う特に大きな目的となるのが「チームでの目標の達成」です。
また、「組織内のコミュニケーションを活性化させる」という大切な目的もあります。
コミュニケーションが活性化するよう、リーダーは配慮を行わなくてはなりません。
さらに、「結束力を高める」ことも、チームビルディングを行う目的のひとつです。
チームビルディングの5つのプロセス
チームビルディングを5つのプロセスに分類したものが「タックマンモデル」です。
タックマンモデルは、心理学者であるブルース. W. タックマンによって提唱されました。
5つのプロセスについて、どのようなものなのか、概要を見ていきましょう。
形成期
初期段階を意味している言葉が「形成期(フォーミング)」です。
形成期の段階では、まだメンバーがお互いについて、よくわかっていません。
チーム内は緊張感がある状態で、周囲の様子を見ながら議論を進めていくことが多いでしょう。
そこで形成期にはコミュニケーションをとり、お互いを知ることが大切です。
ゲームや交流会を通してコミュニケーションを図ってみてください。
混乱期
意見の食い違いや対立が生まれるのが「混乱期(ストーミング)」です。
チームの目標が決まり、それぞれを理解し始めているからこそ、どうしても考え方の違いに意識が向きやすくなります。
そのため、納得いくまで話し合い、お互いが理解を深めていくことが大切です。
統一期
意見の食い違いや対立などを乗り越えて迎えるのが「統一期(ノーミング)」です。
統一期を迎えるころには一人ひとりがチームの目標を理解しており、それぞれの役割分担も明確になっています。
形成期や混乱期といった段階に比べると、チーム内での意見交換も活発になっているでしょう。
統一期では、話し合いによって目標を達成する必要があります。
機能期
各自が役割を果たしながらチームとしても機能するのが「機能期(パフォーミング)」です。
統一期から機能期へと移行するのは非常に難しいとされています。
機能期は、一人ひとりが能力を発揮できるような取り組みが必要です。
リーダーは、チームワークを高めたり、メンバーのケアを行ったりする必要があります。
散会期
「散会期(アジャーニング)」とは、チームビルディングでの最終段階です。
目標を達成して、チームが解散を迎える段階を意味しています。
メンバー同士が解散を惜しむようなら、そのチームビルディングは成功です。
チームビルディングを成功させるためのポイント
チームビルディングを行うのなら、成功につながるポイントを押さえておきましょう。
成功につながる3つのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
チームの目標や役割を明確にする
チームビルディングをでは、目標やメンバーそれぞれの役割などを明確にしておきましょう。
目標や役割といったものが明確になっていると、メンバーそれぞれが自分の持つ力を発揮しやすい環境になります。
また、「誰が何をすべきなのか」といったようなトラブルの予防にもつながるでしょう。
活動が始まってからは、必要に応じて目標や役割などを調整してみてください。
お互いの自主性や価値観を重んじる
チームビルディングでは、メンバーが持つ自主性や価値観を重んじることも、成功につながる大切なポイントです。
メンバーが意見の対立をおそれず議論できるような状況を作っておくと、チームの目標を達成しやすくなるでしょう。
議論できる状況を作るためにも、チーム内のコミュニケーションを大切にする必要があります。
チームビルディングには研修が効果的
チームビルディングでは、研修やワークショップ、ゲームなどを通じてメンバー間の関係性を深めていきます。
どのような研修を実施するのが効果的なのかお悩みでしたら、外部による研修を活用してみるのもおすすめの方法です。
弊社では、チームビルディングにも役立てられる各種研修をご用意しております。
効果的な研修の実施をお考えでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。