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2023/06/23
- その他
社員研修を宿泊で行うデメリット|時代に合った社員研修とは
新入社員等の社員研修で、宿泊研修を実施するまたは実施してきた企業も多いでしょう。
しかし、これからの時代に宿泊研修はおすすめしません。
そこで今回は、宿泊研修をおすすめしない理由について解説します。
合わせて、今の時代ではどのような研修が効率的であるかについても解説するので、参考にしてください。
社員研修を宿泊で行うデメリット
社員研修を宿泊で行う大きな理由は「集中的に研修を行える」「社員間のコミュニケーションが活発になる」の2つでしょう。
しかし、2つのメリットは宿泊でしか得られないわけではありません。
さらに、宿泊で研修を行うことで、以下のようなデメリットが発生してしまいます。
- ・費用がかかる
- ・社員のモチベーションが下がる
- ・効率的に進まない
- ・スケジュール調整が難しい
宿泊研修を重要視している企業もあるので、決して宿泊研修が悪ということではありません。
しかし、宿泊研修を行うのであれば、以下のデメリット検討した上で行ってください。
費用がかかる
社員研修を宿泊で行う場合、通常の研修よりも多額の予算がかかります。
宿泊するとなれば、ホテルの宿泊費や食事代がかかってしまうためです。
研修を受ける社員のモチベーションを高める点で考えると、ある程度のロケーションの良さも必要になるので、かなりの予算がかかってしまうでしょう。
社員のモチベーションが下がる可能性が高い
宿泊研修は、社員のモチベーションを大幅に下げてしまう可能性があります。
研修とは言え、家から離れて数日の泊まり込みで研修を受けることをストレスに感じる人がいるためです。
とくに昨今の若い世代はプライベートと仕事を完全に区切りたい傾向があるので、常に監視下に置かれるような宿泊研修に対して良いイメージを持たないでしょう。
効率的ではない
宿泊研修は、どちらかというと詰込み型の研修です。
朝早くに起きて夜まで研修を行います。
しかし、長時間であるため、参加している社員の集中力は持続しにくいです。
効率の良さで考えるのであれば、数時間スポット的に、学んでほしい部分だけ学んでもらった方が効率的と言えるでしょう。
スケジュール調整が難しい
社員研修を宿泊で行う場合、スケジュールの調整だけでも時間がかかります。
研修に参加する人数が多ければ多いほど、研修日程が決まるまでに時間がかかってしまうでしょう。
また、突発的に参加できない人なども出てくる可能性があります。
宿泊研修よりも効率的な研修方法
今の時代は、体育会系の宿泊研修よりも、効率的な社員研修が求められます。
とくにおすすめの研修方法を以下で紹介するので「研修方法を一新したい」「社員のモチベーションを高められる研修を実施したい」と検討している企業は、ぜひ参考にしてください。
スポット研修
社員個々のスキルを高めるなら、スポット研修がおすすめです。
スポット研修であれば、企業側が成長してほしい部分のみに特化して学んでもらえます。
また、1つの部分に特化した研修であるため、1回あたりの研修の時間が少なく、社員のモチベーションを下げません。
オンライン研修
昨今では、オンラインによる研修が増えています。
オンライン研修であればどこからでも参加できるため、研修を受けやすいです。
さらに、リアルな研修の場のように、全体的な雰囲気がダラダラしてしまうリスクも防げます。
宿泊研修は悪なのか?
社員研修を宿泊で実施することは、決して悪ではありません。
宿泊を通じて、社員間のコミュニケーションが円滑になったり団結力が高まったりするメリットもあります。
しかし、「宿泊してまで研修に参加したくない」という人がいるのも事実です。
また、効率を重視するような業種においては、宿泊する意義が見いだせない人もいるでしょう。
そのため、宿泊研修は業種や社員の雰囲気などを見て実施を検討するべきです。
時代に合わせた研修で社員のスキルを高めましょう
宿泊研修は伝統的な行事とも言えるため、必ずしもなくすべきではありません。
しかし、昨今の時代に合わせた研修の導入も重要です。
弊社では、オンラインの研修からスポット研修まで、幅広い研修を用意しています。
自社の研修の方法に悩んだ際には、ぜひ一度弊社までご相談ください。