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2023/07/13
- その他
人材育成・部下育成で大切なことと考え方
人材育成や部下育成では「方法」を先に考えてしまいやすいです。
しかし、方法よりも先に「考え方」を知っておかなければいけません。
今回の記事では、人材育成・部下育成で大切なことを5つ、人材育成で考えておくべきことを2つ解説します。
人材育成・部下育成で大切なこと5つ
人材育成・部下育成で、方法よりも大切なこととして、以下の5つを意識してください。
- ・目標を細かく設定する
- ・自主性を高める
- ・モチベーションを高め維持する
- ・育成担当者もスキルを身につける
- ・人材育成しやすい環境を作る
なぜそれぞれが大切なのか、以下で解説します。
目標を細かく設定する
人材育成を行う際には、目標が最も大切だと言っても過言ではありません。
目標がなく研修などを行っても、社員のモチベーションが上がらずに、研修の成果が出ないでしょう。
そのため、研修などを行った上でどのような目標に辿り着けるのかを明確にしておく必要があります。
また、人材育成の目標は、客観的に判断できる指標であり、企業としての成果につながることが重要です。
自主性を高める
人材育成は、企業から「やらされるだけ」では意味がありません。
目指すべきは、人材育成を通して自主性を高めることです。
自主性が育たなければ、周りがどれだけ育てようとしても成長しません。
また、自主性だけではなく、自発性を養えるように考えていきましょう。
モチベーションを高め維持する
人材育成は、モチベーションの向上や維持も大切です。
社員のモチベーションが低ければ、当然、研修などの成果は出ません。
では、モチベーションを高めるためにどのようにすればよいのか?というと、以下のアンケート結果が参考になります。
【新入社員が上司に期待すること】
- ・相手の意見や考え方に耳を傾けること…54.1%
- ・一人ひとりに対して丁寧に指導すること…44.2%
- ・好き嫌いで判断をしないこと…33.5%
(新入社員意識調査2022|株式会社リクルートマネジメントソリューションズ)
上記の行動を意識すれば、新人や部下のモチベーションを下げずに育成していけるでしょう。
育成担当者もスキルを身につける
人材育成をするならば、育成担当者のスキルも必要です。
育成担当者にスキルがなければ、適切な教育ができなかったり指示が伝わらなかったりしてしまいます。
ここで重要なのは、育成担当者は必ずしも優秀な社員でなくても良いということです。
「仕事ができるスキル」と「人に教えるスキル」は別物なので、人に教えるスキルに長けている社員を育成担当としてつけましょう。
人材育成しやすい環境作り
人材育成の目標は「企業としての成果につながる」ものでなければいけません。
つまり、人材育成は、個々で取り組むのではなく社内全体で取り組む必要があります。
では、実際にどのような環境を整えるべきかというと、以下のような方法が挙げられます。
- ・資格取得奨励金・書籍購入制度の導入
- ・スキルアップのためのセミナーや研修の開催
- ・評価制度
- ・人材育成に充てるリソースの確保
育成される側ではなく、育成する側も主体的に取り組めるような制度を整えることで、社内全体で人材育成への取り組み方が変わってきます。
人材育成・部下育成の考え方
人材育成・部下育成を行う際には、前提として「長期的な丁寧に行う」といった考え方が必要です。
人材育成は、短期間では結果が出ません。
だからといって、短期間で諦めたりモチベーションを下げたりしてしまえば、育成しないまま社員が在籍する形になってしまいます。
そのため、社員育成を行う際は、長期間かかるということを前提に考えておきましょう。
社員育成は手間と時間をかけて取り組みましょう
社員育成は、時間も手間もかかるものです。
だからと言って、適当になんとなく育てていくだけでは、当然育ちません。
そのため、今回解説したような「大切なこと」や「考え方」を前提に育成方法を考えていきましょう。
また、場合によっては社員研修を外部に委託する方法もおすすめです。
弊社では、社員の役職やスキルに合わせた研修を用意しておりますので、ぜひご検討ください。