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2023/05/28
- その他
若手社員の人材育成の課題と効果的な方法
若手社員を育成する際、以下のような悩みを抱えている企業も多いでしょう。
- ・人材が足りなくてしっかり育成できない
- ・若手が上手く育たない
とくに従業員規模数の多い企業に多い課題ではないかと思います。
今回は、若手の人材育成の課題や効果的な方法について解説します。
若手社員の人材育成でよくある課題
若手社員の人材育成の前に、まず、昨今の若手社員の傾向について知っておきましょう。
昨今の若手社員は、基本的に仕事に対するモチベーションは高いです。
2018年に行われた日本能力協会による「イマドキ若手社員の意識調査2018」では、全体の60.6%が「一時的に業務の負荷や労働時間が増えても仕事に挑戦したい」と回答しています。
しかしその反面、失敗への恐怖心も大きい傾向もあるのです。
これらを踏まえた上で、よくある課題について解説していきます。
業務の理解までに時間がかかる
若手社員は、業務を理解するまでに時間がかかる傾向があります。
ただし、決して飲み込みが悪いわけではありません。
昨今の若手社員は、真面目な人材が多く、失敗したくないという気持ちも大きいです。
そのため、抽象的な伝え方だけでは、行動に移せないのです。
「なぜやるのか?」「どのような目的でやるのか?」「例外的なケースやイレギュラーが起きた場合の対処法」までしっかり伝えなければいけません。
育成する人材が足りていない
多くの企業が若手社員の人材育成で悩んでいるのは、教える側の人材不足ではないでしょうか。
人材育成は時間がかかるものですが、若手社員一人ひとりにつきっきりで業務を教えていると、本来の業務に支障がでる可能性もあります。
しかし、先述したように、昨今の若手社員は「学びたい」という気持ちが強いです。
そのため、育成に時間を注げないと「学びたいのに教えてもらえない」と、若手社員のモチベーションを下げてしまう可能性があります。
若手の人材育成を行う効率的な方法
若手社員の人材育成は、ただただ今いる社員に育成を頼むだけでは不十分です。
若手のスキルも伸び悩みますし、本来の業務に支障が出る可能性もあります。
そこで、若手育成のための効率的な方法を3つ紹介します。
アウトソーシングで育成を依頼する
若手社員の育成に時間をかけられないのであれば、アウトソーシングで育成を依頼しましょう。
アウトソーシングであれば、若手社員に対してしっかり時間をかけることができますし、既存社員の業務に支障がでることもありません。
また、人材育成に長けている企業に依頼すれば、若手社員のスキルを効率的に伸ばしてくれます。
弊社でも研修サービスを用意しておりますので、合うトソーソングでの育成を検討している場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
若手社員の向き不向きに合わせる
社員のスキルは様々です。
webが得意な人もいれば、マネジメント領域が得意な人もいるでしょう。
そのため、向き不向きに合わせた研修などを行うと効率的です。
元々持っているスキルに合わせた育成を行えば、早い段階で活躍人材になります。
また、反対に「足りないスキルを補いたい」という若手社員のための研修などを用意しておくのも良いでしょう。
つまり、若手社員が「学びたい」と思うものを積極的に学ばせる体制が大事なのです。
学びたい内容を学べる仕組みが整っていれば、若手社員のモチベーションを下げることもありません。
研修制度の充実
研修制度は、充実しておくにこしたことはありません。
先述したように、昨今の若手社員は「学びたい」という気持ちが強いからです。
- ・「学びたいのに学べない」
- ・「十分に学べていないのに実務を行わなければいけない(現場に出なければいけない)」
上記のような状態では、モチベーションを低下させてしまいます。
また、『あさがくナビ』が就職活動中の学生にアンケート調査を行った結果では、就職活動において「研修・教育制度を知ると志望度が上がる」と回答した学生が9割、就職活動において「研修・教育制度を重視する」と回答した学生が8割もいました。
つまり、研修制度や教育制度は、若手社員にとって重要なものだと言えます。
若手社員が安心して学べる環境を作るために、研修制度を整えておくことも考えておきましょう。
研修を充実させて若手社員を効率的に育成しましょう
若手社員の人材育成を行うなら、研修制度を充実させましょう。
ただし、自社で研修を行うのではなく、外部への依頼がおすすめです。
弊社では、以下のような研修サービスを用意しております。
- ・DX研修
- ・営業DX研修
- ・マネジメントDX研修
社員それぞれに合った研修や、積極的に学べる研修があるので、若手社員の育成に手がまわらない企業は、ぜひ一度ご相談ください。